排水溝を遮断する訓練の様子

カーゴニュース 2026年3月17日 第5419号

神奈川臨海鉄道
危険品漏洩時の初動対応訓練を実施

危険品取り扱いの心構えを再認識

2026/03/16 16:00
全文公開記事 貨物鉄道・通運 安全・BCP

 神奈川臨海鉄道(本社・川崎市川崎区、飯田聡社長)は8日、横浜本牧駅(横浜市中区)で「危険品漏洩時の初動対応訓練」を実施した。

 

 実地訓練は、同駅荷役ホームにおいて、コンテナを移動中のフォークリフトからコンテナが落下、コンテナ内のドラム缶が破損し液体が漏洩した――という想定で行われた。発見者からの一報を受けた事務所責任者による状況確認から漏洩物の把握、関係各所への連絡や、職員を動員して漏洩物を外部に流出させないための応急処置など、消防隊が到着するまでに行うべき初動対応の訓練を実施。訓練には横浜市消防局中消防署北方消防出張所が協力した。訓練の冒頭、飯田社長は「一刻も早く消防に通報すること、社員と近隣住民の安全を確保すること、外部への流出を防ぐこと――この3点をとくに意識し訓練に臨んでほしい」と挨拶した。

 

 同社では横浜本牧駅と川崎貨物駅で、1年ごとに場所を変えて同訓練を行っている。これまでの訓練で指摘された内容はすぐに取り入れるようにしており、前回指摘を受けた排水溝の遮断方法については、確実に遮断できるよう使用する板にマークを付けてミスを防止する工夫がみられた。また、漏洩物を吸着するオイルマットが強風時に飛散してしまった経験から粉末状の吸着材を導入したことを受け、消防隊員が吸着材の正しい使用方法などを説明した。

 

 その後は、危険品漏洩時の初動対応の重要性や鉄道輸送における過去の漏洩事例、対応の失敗例・成功例などについて座学を実施。動画を用いながら、危険品を扱ううえでの心構えを再認識した。

 

 最後に田代良一副社長が一日を振り返り「皆さんが高い意識をもって訓練に取り組んでいることがよくわかる内容だった。漫然とした訓練とせず、前回までの反省がしっかり活かされている訓練になっていたことに感心した」と述べた。その一方で、気になった点を指摘するなど、さらなる改善と安全に対する意識向上を期待した。        

 

 

飯田社長
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