カーゴニュース 2026年3月17日 第5419号
ダイフク(本社・大阪市西淀川区、寺井友章社長)は11日、先端技術の研究開発を担うための新たな拠点「東京Lab」を東京都港区に開設した。
同社では、AIをマテハンの進化を担う「新たな技術基盤」と位置づけ、製品・システムへの段階的な実装を推進している。さらに、ヒューマノイドを含む次世代ロボット技術やIoT・デジタルツインなど先端技術を組み合わせることで、より高度で自律的なマテハンシステムの構築を目指している。
東京Labは、こうした先端技術の探索から製品・システムへの実装までを加速するための拠点になる。「マテハン設備の知能化」の基幹技術となるフィジカルAI、その中核となるロボット基盤モデルの構築や人手作業を代替できるロボティクス技術を確立し、物流センターや工場の完全無人化の実現につなげる。面積は約1000㎡で、研究・開発エリアや共創エリア、展示・テストエリア、オフィスエリアで構成されている。
開設当初の人員は約30人で、社内異動や新卒・キャリア採用を通じて2027年度には50人体制に拡充する計画。今後は大学や研究機関、スタートアップとの連携も推進し、得られた成果を全社へスピーディーに展開していく。
なお、ダイフクの国内の研究開発拠点はマザー工場の滋賀事業所、25年11月に開設した京都Labに続き、東京Labが3ヵ所目となる。
専務執行役員CTOビジネスイノベーション本部長の権藤卓也氏は「東京Labは、当社が長年にわたり培ってきた技術・知見をさらに発展させ、AIやロボティクスを軸とした次世代のマテハンシステムを実現するための中核拠点。未来を見据えた技術の探索から製品・システムへの実装までをスピード感を持って推進し、新たな価値創出へとつなげていく」とコメントしている。
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