カーゴニュース 2026年4月9日 第5426号
金子恭之国土交通大臣は6日、日本自動車ターミナル(JMT、本社・東京都千代田区、黒沼靖社長)の「京浜トラックターミナル」(東京都大田区)を視察した。JMTの担当者から施設の稼働状況について説明を受けたほか、荷物の積み替え作業やドライバーの休憩設備などを見学し、その機能を確認した。
政府は先月6日、中継輸送の促進に必要な助言・協力などを努力義務とする改正物流効率化法案を閣議決定した。中継輸送の推進には、荷物の積み替えやドライバーの休息が可能な中継輸送施設の整備が不可欠となっており、政府はその整備促進に向け、自治体や事業者との連携を進めていく方針。
同施設は、JMTが1968年に開設した国内最大の公共トラックターミナルで、敷地面積は24万2068㎡。「平和島IC」から0・5㎞の好立地で、約1万500t/日の貨物取扱能力を有する。複数の物流センターを備え、荷物の一時保管や積み替え作業に対応するほか、食堂や仮眠室、シャワー室などドライバーの休憩設備も備えている。
金子大臣は視察について、「人手不足が深刻化するなか、ドライバーの負担軽減と物流効率化に向け、中継輸送施設を全国に整備することが必要」としたうえで、「京浜トラックターミナルは、高速道路近傍に位置し、仮眠室などの設備も備えていることから、中継輸送施設の好事例といえる」と語った。また、「中継輸送施設には、ドライバーの日帰り運行の実現や荷待ち時間の削減、帰り荷の確保など多くの利点がある。今回の視察を踏まえ、物流効率化を実効性のあるものとしていきたい」と強調した。
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。