カーゴニュース 2026年11月5日 第5480号

センコーGHD
千葉市美浜区に冷凍・冷蔵倉庫を新設

ランテックが運営、首都圏需要に対応

2026/11/04 16:00
全文公開記事 総合物流・3PL 倉庫・物流施設 コールドチェーン

 センコーグループホールディングス(本社・東京都江東区、福田泰久社長)は10月28日、千葉市美浜区に「センコーグループ千葉みなと物流センター」(写真)を竣工した。同社のグループ企業で冷凍・冷蔵物流を展開するランテック(本社・福岡市博多区、舛元健了社長)が「千葉支店」として運営し、首都圏での旺盛なコールドチェーン需要に対応する。

 

 ランテックはこれまで、千葉エリアでは千葉支店(千葉県印西市)と第2センター(千葉市若葉区)の2拠点体制で運営してきたが、高まる冷凍・冷蔵需要に対応するため10年以上前から新たな拠点建設を検討。今回、千葉市の湾岸エリアの物流適地に新拠点を移転新築することで、「フレッシュ便」の拡大に加え、保税貨物の獲得と首都圏エリアの需要取り込みを目指す。

 

 新センターは3階建てで、延床面積1万5524㎡。施設内にはダイフク製の自動倉庫と移動ラックを導入して大幅な自動化と高効率運営を実現。保管パレット数は1万33枚(自動倉庫4392、移動ラック5419枚、仮置き庫222枚)。2階には加工場を設け、リパックなどの流通加工にも対応する。また、1階にはドックシェルターによるトラックバースを28基設置。うち1基はドックレベラー付きの海上コンテナ専用バースで、海コンから倉庫へのスムーズな搬入を可能にした。

自動倉庫のピッキングステーション

 環境やBCPにも配慮したセンターとなっており、省エネ型自然冷媒冷凍機や太陽光発電設備、大容量蓄電池を設置し、発電した電力を自家消費することでCO2排出量を削減する。BCPでは、非常用発電設備を設置して、停電時も保管商品の品質を維持しながら業務継続を実現する。

 

福田社長「今後も冷凍・冷蔵物流の基盤拡充」

 

 竣工祝賀会で挨拶したセンコーGHDの福田社長(写真)は、「このセンターは、センコーGHDが建物を所有し、ランテックが運営する。グループ横断で設計・設備・運営を一体的に最適化することで、品質・コスト両面で高い水準を実現している」と紹介。「ランテックは2014年にグループ入りして以来、3温度帯に対応できる冷凍・冷蔵物流でグループのサービス領域を広げてきた。この分野は今後も成長が期待でき、グループの重点分野に位置づけている。新センターは4月に竣工した仙台富谷物流センターに続き、今年2ヵ所目となる冷凍・冷蔵倉庫。今後は神奈川や関西、九州でも新たなセンター開設を計画しており、引き続き冷凍・冷蔵物流の事業基盤を着実に拡充していく」と述べた。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
  • バックナンバー

日付で探す

* 毎週火曜日・木曜日発行。(祝日は休刊)

第一倉庫株式会社 日本通運 uprのピーアール。 鉄道貨物協会 第一工業株式会社 アライプロバンス ジェイエスキューブ 建荷協 富士物流のホームページにニュースを提供中!! 日通NECロジスティクス提供 物流用語集