カーゴニュース 2026年11月5日 第5480号
産業用物流機器などを製造・販売する花岡車輌(本社・東京都江東区、花岡徹社長)は10月26日、東京都現代美術館(東京都江東区)で「RE:HANAOKA展」を開催した。今年で創業93年を迎える同社が長年培ってきた「運ぶ」技術と思想を、同美術館を舞台に紹介するイベントで、「営みをつなぐ、道具の力」のタイトルを冠した。
メインエントランスには、同社の基幹製品であるスチール台車「DANDY」をはじめ、リフト台車、空港用手荷物カート、航空コンテナドーリーなどを展示。時代の変遷とともに台車を起点に様々な製品を展開し、事業を発展させていった様子を紹介した。
別のフロアでは、古代文明の頃から行われていた石材運搬の様子などを引用し、建造物建築や文化の発展において「モノを運ぶ」ことがどのような役割を果たし、工夫が施されてきたかを考察するとともに、同社の製品製造にどのように活かされてきたかを説明した。
オープニングセレモニーで花岡社長は「この展示会は、当社が長い間培ってきた『モノを運ぶ』ことへのこだわり、思い、考えをみなさまに伝えるイベント。われわれの製品は様々な分野で使われており、それらをお伝えしたいと思う」と挨拶し、今回のイベントの意義や、展示に込めた思いなどを解説した。
続いて登壇した花岡雅専務と花岡尚専務によるプレゼンテーションでは、同社のこれまでの歩みや、超軽量プラスチック台車「DANDY Xシリーズ」や位置情報システムの「ARU」、ホテルカートの「DANDY PORTER KAKUシリーズ」など、「時代の変化に合わせ新しい価値を生み出す」を念頭に開発した製品の数々を紹介したほか、地域との連携や大学での特別講義、美術協賛などの活動実績を説明した。また、来年1月から「変わらないために変わる」をコンセプトとしたDANDYブランドのリブランディングを発表し、同社のクリエイティブアドバイザーを務めるプロダクト&カーデザイナーの和田智氏を交え、製品のあるべき姿やデザインの重要性などについてトークセッションが展開された。
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。