ＪＲ貨物（本社・東京都渋谷区、犬飼新社長）は23日開催の取締役会で、役員人事を決めた。６月2
6日に開催される定時株主総会後の取締役会を経て正式に就任する。

 取締役人事では、日本パレットプール代表取締役副社長の土井広治氏が新たに選任され、取締役兼執行役員事業開発本部長に就任する。取締役兼執行役員事業開発本部長の野村康郎氏は退任し、日本運輸倉庫の代表取締役社長に就任する。取締役相談役の田村修二氏も退任し相談役となる。

 執行役員人事では、取締役兼執行役員鉄道ロジスティクス本部長の小暮一寿氏が取締役兼常務執行役員に昇格。執行役員鉄道ロジスティクス本部営業統括部長の高橋秀仁氏は新たに鉄道ロジスティクス本部副本部長も兼ねるほか、コンテナ部も担当する。

 新たに執行役員に就任するのは九州支社長の但野新二氏、東北支社長の亀山直人氏、経営統括本部人事部長の高澤弘人氏の３人で、高澤氏は鉄道ロジスティクス部副本部長と運輸部長を兼ねるほか、車両部、鉄道設備部も担当する。執行役員北海道支社長の安田晴彦氏は退任し、京葉臨海鉄道の常務取締役に就任する。

 このほか、役員体制の異動に伴い、経営統括本部総務部担当部長の西部隆宏氏が鉄道ロジスティクス本部鉄道設備部長、経営統括本部経営企画部担当部長の山本直人氏が経営統括本部人事部長、鉄道ロジスティクス本部運輸部長の志水仁氏が北海道支社長に就く。