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2024/11/21
貨物鉄道・通運
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カーゴニュース 2024年10月29日 第5287号
全国通運連盟(齋藤充会長)は23日、第13回臨時総会を広島市で開催し、2024年度事業計画の一部改定を承認した。当初は東京~大阪間などの中距離帯で31ft鉄道コンテナを活用した新たな専用列車の運行事業を1億円の予算で実施することを予定していたが、今年度中に顧客ニーズを把握し、ニーズに適合したダイヤ・編成の列車を設定して新規荷主を誘致することは困難だと見込まれることから、今年度は実施せず、JR貨物や会員企業との協議を深度化させることとした。同事業に代わるモーダルシフト推進策として新たな助成制度を設ける。
新設する助成制度は、①モーダルシフトトライアル助成制度②大型コンテナ導入促進助成制度③輸送障害時の代行トラック準備費用助成制度――の3つ。モーダルシフトトライアル助成は、新規鉄道輸送、パレット化などの生産性向上、輸送品質向上を目指すトライアル輸送の運賃の一部を助成するもの。大型コンテナ導入促進助成は、国の補助を受けることを条件に31ftコンテナの導入を助成する。この2つの助成の予算は合計7000万円とした。また、代行トラック準備費用助成は、JR貨物が設定する区間代行輸送への車両派遣準備費用を助成するもので、予算は2700万円とした。
そのほか、大型コンテナの利用促進に向け、31ftコンテナの導入促進に向けた見学会などを開催する。
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