横浜ゴム(本社・神奈川県平塚市、清宮眞二社長兼COO)は3月から、トラック・バス向けの低燃費性能重視型のオールシーズンタイヤ「BluEarth 722L(ブルーアース・ナナニーニーエル)」(写真)を発売する。同製品は、高速道路などの長距離輸送をする割合の高い車両の輸送コスト削減に向けて、低燃費性能を進化させた上で、耐摩耗性能との両立を実現している。
開発にあたっては、同社のトラック用タイヤで最高の低燃費を実現した「BluEarth 711L(ブルーアース・ナナイチイチエル)」のトレッドパターンを応用した上で、低燃費のコンパウンドを採用し「BluEarth 711L」に迫る低燃費性能を実現した。また、耐摩耗性能、偏摩耗性能およびウェット性能では、従来品「ZEN 702ZE-i」を上回る性能を発揮する。タイヤの摩耗が進んでも、サイプが多く残るトレッドパターンを採用した。それにより摩耗後のウェット性能を確保し、新品時から摩耗時までの確かな性能を発揮できる。
また同製品は、昨年11月から同社がT2とともに行っている「レベル4自動運転トラックを用いた幹線輸送サービス実現に向けた実証実験」での検証が行われている。
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