カーゴニュース 2024年5月7日 第5239号

パナが佐賀県で自動搬送ロボット走行事業

2024/05/07 17:19
行政 宅配・ラストワンマイル DX・システム・新技術

 パナソニックホールディングス(本社・大阪府門真市、楠見雄規社長)は4月25日、佐賀県が実施した令和6年度自動配送ロボット走行事業業務委託に係るプロポーザルにおいて、同社が選定されたことを明らかにした。自動搬送ロボット「ハコボ」(写真)を用いて様々なサービスに対応してきた実績や届出制に基づく導入実績、長期間のサービス提供に対応できる体制などが評価されたもの。同月28日からハコボと遠隔運用サービスを活用して佐賀市のSAGAサンライズパーク周辺での自動走行を開始した。


 佐賀県が抱えている物流分野の人手不足や買い物弱者などの社会課題の解決に向けて、住宅街でも受け入れられてきた高度な安全性能や親しみあるデザイン、コミュニケーション機能を有するハコボおよび安定の運行を支えてきた遠隔運用サービスを提供する。届出制に基づき円滑に導入し、約1年間の定常運行を実施することで、ロボットの走行が日常的な風景となる社会に向けた第一歩を支援していく。

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