左から中川さん、髙山さん、田中さん、森永さん

カーゴニュース 2025年10月30日 第5383号

ドラコン部門優勝者が喜びの記者会見

家族や同僚、仲間に心からの感謝

2025/10/30 06:00
全文公開記事 トラック輸送 セミナー・イベント 団体

 第57回全国トラックドライバー・コンテストの各部門優勝者による記者会見が27日の表彰式の後で行われ、日本通運宮崎支店宮崎事業所の髙山涼太さん(11t部門・宮崎県代表)、ロジスティード西日本本社営業所の中川宏昭さん(4t部門・大阪府代表)、NX徳通鳴門支店の田中宏樹さん(トレーラ部門・徳島県代表)、日本通運福岡ロジスティクス支店福岡南営業センターの森永幸恵さん(女性部門・福岡県代表)が登壇した。

 

 受賞の感想を聞かれ、総合優勝を果たした髙山さんは「ドラコンでの優勝を目指して家庭の時間を犠牲にして勉強してきた。まずは妻と子供にありがとうと言いたい。いま、自分の代わりに仕事をしてくれている同僚にも心からの感謝の気持ちを伝えたい」と述べた。

 

 森永さんは「第55回大会に出場した時の得点は、下から数えた方が早かった。昨年は出場せず、勉強に励んで、基本的なことを業務の中でも徹底した」とし、今回の大会でリベンジを果たした喜びを語った。

 

 髙山さん、中川さん、田中さんがトラックドライバーを目指したのは、父親がトラックドライバーであったためで、「タンクローリーやトレーラに乗っていて、あこがれた」(中川さん)、「運転する姿がかっこよかった」(田中さん)と明かした。

 

 これからプロドライバーを目指す人に対し、「安全最優先」をモットーとする森永さんは「交通法規を一から勉強してほしい。交通法規に沿った運転により、事故は未然に防ぐことができる」とアドバイスを送った。

 

 髙山さんはドライバーの業務・職種が多様であるとしたうえで、「自分に向いた業務が見つかるはず」と指摘。中川さんは「災害時などに物流はなくてはならない」と仕事のやりがいを語った。

 

 田中さんは、全国トラックドライバー・コンテストの表彰など「ドライバーを評価する場」があることも業界の魅力のひとつだと指摘。森永さんは「女性にもっとドライバーとして活躍してほしい」と期待を語った。

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