カーゴニュース 2025年11月11日 第5386号
シーエックスカーゴ(本社・埼玉県桶川市、佐藤豊社長)は1日、トラックドライバーおよびフォークリフトオペレーターの運転技術・作業技術を競い合う「セーフティチャレンジ2025」を、埼玉県トラック総合教育センター(同深谷市)と行田市フォークリフトセンター(同行田市)で開催した。
この大会は「ドライバーズコンテスト」と「フォークオペレーターズコンテスト」の2つのコンテストで構成され、ドライバー・フォークオペレーターの安全意識や関係法令の理解度、手順の実践度を評価するとともに、ここで得た知識を各事業所へ持ち帰り、教える側・教わる側が互いに学び合うことでともに成長していく「現場〝共育〟」と「実践」につなげ、安全意識向上、交通事故・労災事故防止活動の前進を目的としている。今回はドライバーズコンテストに17人、フォークオペレーターズコンテストに15人の選手が出場した。なお、開催にあたっては、UDトラックス、DAIWA、ロジスネクストジャパン、共栄火災海上保険の各社が協力した。
競技は、法規や一般常識などを問う「学科」、日常点検や始業点検の正確性などを評価する「点検」、運転技術や荷役技能などを審査する「運転・実技」の3部門で争われ、日ごろ培ってきた技術や知識を競い合った。
競技終了後は各部門の優秀者と総合成績優秀者の表彰式が行われた。受賞の挨拶では多くの選手が、コンテストに向け協力してくれた上司や同僚に感謝の言葉を述べるなど、個人の技量はもとより、チームとして大会に臨んだ様子が感じられた。佐藤社長は「皆さんの卓越なる技術や知識に支えられて業務は成り立っている。今日がどのような結果であっても、胸を張ってそれぞれの職場に戻ってほしい。そして今日の学びを日ごろの業務に生かしてほしい」と激励した。
なお、今回の結果は、ドライバーズコンテストは桶川流通センター輸送課の瀬田裕巧さん、フォークオペレーターズコンテストは同センター業務2課の橋本繁さんがそれぞれ優勝に輝いた。
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