カーゴニュース 2025年12月4日 第5393号
NX商事(本社・東京都港区、青木進社長)とスカニアジャパン(本社・東京都港区、アラン・スーダン社長)は1日、両社のパートナーシップを拡大し、日本におけるスカニア製トラックなどの販売およびアフターサービス体制を強化すると発表した。
両社は同日から、東京エリアで展開する既存サービス拠点を、販売機能を備えたスカニア販売ディーラーに更新。さらに、NX商事の全国ネットワークを活用し、仙台・横浜・長野・名古屋の4拠点をスカニアサービスディーラーとして新たに開設する。これにより、全国のスカニアユーザーに対し、より迅速で高品質なサービス提供が可能となる。
両社は約5年前から協業を開始し、東京エリアでのスカニアサービスディーラー(サービス・スペアパーツを提供)としての拠点運営を通じてサービス提供体制の強化を進めてきた。今回のパートナーシップ拡大により、スカニアの製品力とNX商事が持つ全国物流ネットワークおよび整備体制を掛け合わせることで、物流・輸送事業者の信頼性向上と運行効率の最大化に貢献していく。
NX商事の西條久義常務執行役員は「スカニアジャパンとは、販売・サービスの拡大契約を通じて、強固なパートナーシップをもとに、お客様に安全で信頼性の高いサービスを提供していく。また、NXグループの一員として、販売促進、環境負荷を低減する物流や、高度な整備サービスにより、サスティナビリティな社会の実現に寄与するとともに、スカニアジャパンのさらなる事業発展のために貢献していく」とコメント。スカニアジャパンのスーダン社長は「NX商事とは継続的に緊密な連携を重ね、脱炭素化という共通のビジョンと、お客様満足を第一に考える姿勢を共有している。今後もNX商事の戦略的な販売・サービス拠点とともに、日本におけるスカニアのさらなる発展をともに推進していく」と述べている。
スカニアはスウェーデンに本拠を置くトラックメーカーで、2024年には全世界で9万6443台のトラックを販売・納車している。
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