カーゴニュース 2026年1月15日 第5402号

東邦運輸倉庫
仙台市内の既存営業所隣地で新倉庫竣工

12mの下屋、スルー貨物取り込みへ

2026/01/15 06:00
全文公開記事 倉庫・物流施設

 東邦運輸倉庫(本社・仙台市宮城野区、黒川敬之社長)は7日、仙台市宮城野区扇町で新倉庫(写真)を竣工した。延床面積は計約6600㎡で2階建て。既存の東仙台営業所の隣地にあるため、オペレーション面で相乗効果が見込まれる。既存荷主からの受注拡大のほか、外部倉庫からの集約、新規貨物の獲得も進め、稼働後3~5年程度でフル稼働を目指す。

 

 物流の「2024年問題」を契機にトラックドライバーの労働環境改善が物流業界全体の課題としてフォーカスされ、東北エリアにおいても長時間労働の是正につながる“中継基地”のニーズが高まっている。

 

 東邦運輸倉庫では、物流各社の配送拠点が集積する扇町で東仙台営業所を運営しているが、敷地面積が狭いためにオペレーションの非効率が発生し、荷捌き場も十分に確保できていないという課題があった。

 

 今回、同営業所の隣地に進出する機会が得られたことから、既存の営業所が抱えていた課題の解決も見据え、新倉庫を建設。ロジスティクス事業本部が中心となり社内プロジェクトチームを立ち上げ、施工業者と共同で図面制作から計画を練り上げた。

 

 新倉庫は仙台市街地圏にあり、国道4号線箱堤交差点、仙台東部道路東ICから車で数分の立地。仙台港、JR貨物仙台貨物ターミナル駅、仙台空港へのアクセスも良好で、東邦運輸倉庫の基幹拠点である仙台港支店と本社倉庫の中間に位置する。

 

 隣地の東仙台営業所では「建材センター」を運営しており、相乗効果が見込まれる。新倉庫は12mの下屋を有し、双方の下屋を活用することによって、スルー貨物の取り込み拡大が期待できる。

 

 東仙台営業所では、トラックによる貨物の搬出入のためのスペースが不足していたが、隣地で新倉庫が竣工したことにより、トラックの待機スペースを確保できるほか、構内での動線についても改善が図られる見込みだ。

 

 新倉庫の取扱貨物は、既存荷主からの受注拡大により、日用雑貨、食品、文書保管を想定。現在、外部倉庫に再寄託している貨物についても内製化を目指す。オペレーションのさらなる改善や価格改定、貨物構成の見直しにも取り組んでいく。

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