カーゴニュース 2026年1月20日 第5403号
NX総合研究所は12月26日、「2025年度の経済と貨物輸送の見通し」概要版を発表した。2025年度(1~12月)の国内貨物総輸送量は通年で39億8660万t(前年度比2・5%減)、上期は3・9%減、下期は1・0%減になると予測した。前回調査時(25年10月)に発表した25年度の国内貨物総輸送量39億9420万tに対し760万t下方修正した。
また、26年度は39億8310万t(0・1%減)とほぼ前年並みの微減となり、5年連続のマイナスを予想した。上期は消費関連貨物が増加、生産関連貨物が微減、建設関連貨物が微増となる一方、下期は消費関連と生産関連がプラスとなるものの、物量が大きい建設関連が落ち込むことで全体はマイナスになると予想。通期では消費関連が1・7%増、生産関連が0・3%増、建設関連が1・5%減と見込んだ。
JR貨物がプラス、営トラと内航が微増に
25年度のモード別国内貨物輸送量の見通しは、JR貨物が2750万t(前年度比3・1%増)、営業用トラックが24億7380万t(1・9%減)、自家用トラックが11億7710万t(3・7%減)、内航海運が2億9620万t(2・5%減)、国内航空が62万6000t(4・0%増)とJR貨物と国内航空が前年を上回ると見込んだ。
26年度は、JR貨物が2810万t(2・0%増)、営業用トラックが24億9040万t(0・7%増)、自家用トラックが11億5480万t(1・9%減)、内航海運が2億9790万t(0・6%増)、国内航空が61万9000t(1・2%減)と予測。JR貨物は増勢が続き、営業用トラックと内航が微増に転じると予測した。
外貿コンテナ、国際航空ともに輸入が増加
25年度の外貿コンテナの輸出は470万3000TEU(0・7%減)、輸入は734万3000TEU(3・1%増)と予想。26年度は輸出が461万7000TEU(1・8%減)、輸入が758万2000TEU(3・3%増)と予測。24年度以降、輸出は3年連続でマイナス基調、輸入は3年連続でプラス基調が続くと見込む。
25年度の国際航空貨物は輸出が100万8500t(1・4%増)、輸入が124万2300t(5・4%増)と見込んだ。26年度は輸出が102万6400t(1・8%増)、輸入が130万5600t(5・1%増)と予想。輸出・輸入のいずれも増加するが、輸入の伸びのほうが目立つ格好だ。
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