カーゴニュース 2026年1月27日 第5405号
全国通運連盟(齋藤充会長)、全国通運業連合会(中山和郎会長)、全国地区通運協会(中郷昌男理事長)は19日、都内のホテルで初となる通運3団体合同による新年賀詞交歓会を開催した。当日は各団体の会員事業者やJR貨物などの鉄道貨物関係者、行政、政界などから約350人が出席し、初の合同新年会を祝った。
冒頭、全通連の中山会長(中越通運)が主催者を代表して挨拶し、「鉄道利用運送業界を取り巻く環境は、労働力不足や長時間労働の解消など、従事者の労働環境の改善に取り組む必要がある。省力化した鉄道物流のあり方や生産性向上などの課題解決に向けて、鉄道利用運送に関わる3団体が業界内の垣根を越えて一致協力して取り組むことが重要になっている」との認識を示し、「これまでの歴史的背景もあるが、時代の流れのなかで、初めて3団体合同による賀詞交歓会を開催することとなった。たかが新年会だが、されど新年会。画期的なことであり、新しい通運業界の第一歩を将来に向けて踏み出していきたい」と合同開催の意義を強調した。さらに、「通運業界が変化していくなか、JR貨物は機運を逃すことなく、的確な施策を実施し、さらなる安全輸送の確保と輸送能力の増強をお願いする」と要請した。
齋藤会長「我々はポジティブな変更に踏み出した」
乾杯の発声を担当した通運連盟の齋藤会長(NIPPON EXPRESSホールディングス)は「今年は様々な変化や変更が行われる年。通運事業者としても、今後拡大していく貨物量に対応できる体制を整えていくためには、作業力の強化と現場の効率化が不可欠となる。営業面では正々堂々と争うこともあると思うが、作業現場では協力し合うことが安定した輸送体制の確立につながっていく。その意味で、3団体がこれまで以上に緊密に連携し、力を合わせていくことが大切だ」と強調。「丙午の年は大きな仕組みの変更があり、それに伴う価値観が転換する年だと言われる。我々はポジティブな変更に向けた一歩を踏み出した。これを機に、より高い価値観に向けて向上していけると確信している」と述べた。
賀詞交歓会では来賓を代表して国土交通省の水嶋智事務次官、JR貨物の犬飼新社長が祝辞を述べたほか、地区通運協会の中郷理事長(栃木県北通運)が中締めを行った。
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