カーゴニュース 2026年3月10日 第5417号
苫小牧埠頭(本社・北海道苫小牧市、海津尚夫社長)は5日、「北海道ハズマット・ゲートウェイ」プロジェクトの第1期エリアで計画していた全4棟(写真)の危険物倉庫がすべて完成し、1日から本格的な運営を開始したと発表した。
同プロジェクトは、2025年6月に第1期エリアの第1号となる定温危険物倉庫が竣工し、同7月から稼働を開始。その後、多温度帯危険物倉庫(25年9月竣工)、高圧ガス倉庫A(25年12月竣工)が順次完成し、今回、2月に最後の1棟となる高圧ガス倉庫Bが竣工・営業開始し、苫小牧港西港区の危険物物流拠点としての体制が整った。
北海道で開発・製造が行われる世界最先端のロジック半導体の化学品原材料は、各種規制において危険物として専門的管理が求められるとともに、道外から苫小牧港を経由して輸送・保管されるため、危険物を集中・専門的に取り扱う倉庫需要への対応が求められている。
苫小牧埠頭はこうした需要に対応し、苫小牧港西港晴海地区に危険物の物流拠点を整備する「北海道ハズマット・ゲートウェイ」プロジェクトを展開。なお、第1期エリアの倉庫4棟は苫小牧埠頭が所有・施設管理し、日本通運が利用を行う。
苫小牧埠頭では22年11月に策定した「TOMAF2025 2022~2025年度中期経営計画」の事業戦略において、領域を広げる分野のひとつとして危険物の取り扱い強化を掲げている。第1期エリアでの取り組みの確実な遂行を図るとともに、今後、危険物を安全に取り扱う実績・ノウハウを積み重ね、規模・用途のさらなる拡張を通じ、北海道の産業活性化と物流高度化への貢献を目指す。
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