カーゴニュース 2026年5月26日 第5437号
ボルボ・トラックの国内インポーター業務を担うUDトラックス(本社・埼玉県上尾市、伊藤公一社長CEO)は19日、GKNプルービンググラウンド(栃木県栃木市)で、ボルボFH2026年モデルのメディア向け試乗会を開いた。
4月に発表した、「カメラモニターシステム(CMS)」を搭載した「ボルボFH2026年モデル」を体感する試乗会で、UDトラックスボルボ・トラックセールスの関原紀男バイスプレジデントは「ジャパントラックショーでも同モデルを展示し、大きな反響をいただいた。今日はトレーラをけん引した状態で走行し、どのようにユーザーに寄与するかを感じ取っていただきたいと考えている」と、開会の挨拶をした。
CMSは、鏡面サイドミラーに替わり高機能カメラと車内モニターで車両の側方や後方を視認するシステムで、ひとつのモニターにメインミラーとサイドアンダーミラーの映像を分割表示し、旋回時にはトレーラ後端に連動した映像をモニターに表示するほか、後退時には確認したい位置に画像を切り替えられる機能も付いている。天候や明るさに左右されず、夜間駐車場など外灯が少ない場所でも車両の周囲を鮮明に表示する赤外線ライトを備える。鏡面サイドミラーを廃止したことで、ドライバーの直接視界が広く確保できるほか、風切音の減少による快適な運転環境の実現や空気抵抗の低減により燃費向上も期待できるとしている。
また、今回のモデルでは「側方衝突警報装置」を採用し、歩行者などの巻き込みの危険を感知した際に緊急制動する機能を搭載した。このように、安全性の向上に加え、ドライバーの業務環境の改善、環境へも配慮したモデルとなっている。
試乗会では、右左折時にCMSがトレーラ後端を追尾する様子や、後退時にモニターの画角を切り替えてトレーラ後端や側方を確認する方法などを体感した。また、悪路を模した砂利道を走行し、轍でもハンドルがとられにくいステアリング性の高さやキャブ内の静音性も体感するなど、安全の確保と負担軽減の両面からドライバーをサポートする機能の数々を実感した。このほか、車内モニターについて、トレーラの長さに合わせ位置を変えられる補助線の表示方法をはじめとした操作説明や夜間時の視認性の体験なども行われた。
試乗会後には、FH2026年モデルに付与される、燃費管理や車両状態管理、位置情報機能など、運行効率化や稼働の最適化を支援するコネクテッドサービス「ボルボ・コネクト」の説明と、車両メンテナンス3要素をパッケージ化したボルボ・トラックの定額保守サービス「ボルボ・ブルー・プレミア」の概要説明が行われた。
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