カーゴニュース 2026年7月16日 第5452号
鉄道コンテナ輸送主要3社の全国通運、日本通運、日本フレートライナー(FL)の6月の輸送実績(12ft換算個数、前年同月比)は全通が7ヵ月連続、日通が9ヵ月連続でマイナスとなるなど低調に推移した。また、FLも2ヵ月連続で減送となった。6月は上旬の台風6号、下旬の台風7、8号や線状降水帯の影響により、断続的な運休が生じたことから輸送量が伸び悩んだ。
リニア関連の反動減が影響=全通
全通の6月輸送実績は13万4115個となり前年比16・9%減となった。前年はリニア中央新幹線の建設工事発生土の大量輸送があったことでエコ関連輸送が24年度比3・8倍となった。その反動減により、リニア関連を取り扱う関東支社は4割減の輸送量に落ち込んだ。その他の品目では、化学工業品が増加、化学薬品と食料工業品が前年並み、積み合わせ貨物が微減となった。
支社別実績をみると、北海道は1万3293個(1・4%減)、東北は1万5253個(3・3%増)、新潟は1万872個(9・1%減)、関東は3万9787個(39・3%減)、中部は1万5495個(1・4%減)、近畿は1万2800個(4・1%減)、中国は1万975個(3・0%増)、四国は2423個(2・8%増)、九州は1万3217個(2・3%減)となった。
コメ、清涼飲料水、ビールなどが減送=日通
日通の6月発送実績は10万8966個となり前年比7・1%減となった。地区ごとの品目の動きをみると、東北は前年にコメの輸送量が大幅に伸びたことの反動でコメが減送。関西は天候不順による需要減もあり、清涼飲料水、ビールが減送となった。中国・四国は紙・パルプ、清涼飲料水が減送となった。九州は機器関連・返回送パレットが減送となった。
地区別実績をみると、北海道は1万1089個(4・5%減)、東北は1万4331個(14・7%減)、首都圏は2万3441個(4・8%減)、中部は2万4060個(3・5%減)、関西は1万3753個(9・1%減)、中国・四国は1万2178個(6・6%減)、九州は1万114個(9・9%減)となった。
国内は微減、国際は2割弱の減送=FL
FLの6月発送実績(速報)は4万112個(前年比1・8%減)となった。うち国内事業分は3万8260個(0・9%減)で微減ながら2ヵ月連続の減送。国際事業分は1852個(17・6%減)と振るわず、2ヵ月連続の減送となった。
支店別実績をみると、北海道は1310個(5・9%減)、東北は5362個(1・9%増)、関東は1万3578個(前年並み)、中部は3857個(8・0%減)、関西は1万2632個(0・1%増)、九州は3373個(11・0%減)となった。
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