カーゴニュース 2026年6月4日 第5440号

JR貨物
10月から「ORS料金」導入、鉄道運賃と分離

2026/06/03 16:00
全文公開記事 運賃・コスト 人事・機構改革

 JR貨物(本社・東京都港区、犬飼新社長)は、オフレールステーション(ORS)を発着するコンテナ貨物を対象に、「ORS料金」を10月1日から新たに導入すると発表した。


 ORSはコンテナ貨物駅以外に設置した拠点で、同社が指定する取扱駅との間をトラックで輸送する施設。従来は、全区間の運賃計算キロ程と賃率に基づき鉄道運賃と一体的に算定していたが、10月以降は鉄道輸送区間の運賃と、トラックによるコンテナ輸送区間のORS料金を併算する仕組みに移行する。

 

 対象は全国のORS発着コンテナ貨物。料金はORSと指定取扱駅との輸送距離に応じてORSごとに、12‌ft換算1個あたりで徴収する。主な料金は、中斜里ORSが1万3500円、会津若松ORSが1万4200円、湖山ORSが1万5600円、高知ORSが1万200円などとなっており、もっとも安い防府貨物ORS(防府貨物新営業所)が2900円。

 

 なお、ORS料金の導入に合わせ、これまでORSと新営業所という2つの呼称を「ORS」に統一する。これにより、横手新営業所を「横手ORS」、弘前新営業所を「弘前ORS」、岡谷新営業所を「岡谷ORS」、和歌山新営業所を「和歌山ORS」、東松江新営業所を「東松江ORS」、防府貨物新営業所を「防府貨物ORS」にそれぞれ改称する。

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