チャンスを逃さず健全化・適正化を推進
――最後にトラック業界へのメッセージがあればお聞かせください。
三輪田 言うまでもなく物流産業・トラック運送業は我が国の経済発展と国民生活を支える重要な産業ですが、これまではその価値が十分に認識されていなかった感があります。一方で、近年の宅配事業における人手不足の状況や「2024年問題」に関する報道等から、物流の担い手はエッセンシャルワーカーであるとの認識が社会に広がり、行政もスピード感を持って施策を打ってきたことで、トラック運送業の重要な価値について認識が高まっているのではないでしょうか。トラック運送事業者やドライバーの方々には、自信と誇りを持って、コンプライアンスを確保しながら、堂々と業務に従事していただきたいと考えています。トラック事業適正化二法が成立した今こそ、多層取引構造の是正や取引環境の適正化を進めるチャンスです。鉄は熱いうちに打てといいます。この機を逃さず、トラック運送業の健全化や取引環境の改善に向け、行政も業界の皆様と一緒に、しっかりと取り組んでいきます。
三輪田 優子(みわた・ゆうこ) 1997年東大法卒、同年運輸省(現・国土交通省)入省。交通運輸分野では自動車交通局安全政策課長補佐、鉄道局総務課JR担当室長、海事局総務課企画室長、同船員政策課長などを歴任。74年生まれ。兵庫県神戸市出身
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