カーゴニュース 2025年9月4日 第5368号
国土交通省が発表した国土交通月例経済の概況によると、5月の貨物営業用自動車の輸送量(速報値)は1億8560万t(前年同月比6・9%減)で2ヵ月連続の減少となった。そのうち小型車・軽自動車・特殊車を除いた普通自動車の輸送量(速報値)は1億4496万t(9・1%減)となり4ヵ月連続の減少となった。
5月の宅配便貨物取扱個数(ヤマト運輸、SGホールディングス、日本郵便の大手3社合計)は3億7351万個(1・2%増)となり3ヵ月連続の増加となった。
5月の鉄道貨物輸送量(速報値)は286万t(1・7%減)となり2ヵ月ぶりの減送となった。そのうち車扱は116万t(11・3%減)となり3ヵ月連続の減送。一方、コンテナは169万t(6・3%増)となり3ヵ月連続の増送となった。
内航は貨物船・油送船ともに減送
5月の内航輸送量(速報値)は貨物船が1362万t(前年同月比8・8%減)となり2ヵ月連続の減送。油送船は747万t(9・9%減)となり7ヵ月連続で減送となった。
5月の外貿コンテナの輸送量(速報値)は輸出が73万TEU(6・7%増)となり4ヵ月連続で増加。輸入は78万TEU(3・8%増)で3ヵ月連続の増加となった。
5月の航空貨物輸送量は国内線が4・4万t(1・3%増)となり国際線は14・6万t(4・3%増)だった。なお、それぞれの6月の速報値は、国内線が4・4万t(1・3%増)で14ヵ月連続の増加。国際線が14・5万t(4・3%増)で16ヵ月連続の増加となった。
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