カーゴニュース 2026年2月24日 第5413号
大阪府トラック協会(重博文会長代行)はこのほど、2025年10~12月期の景況感調査の結果を公表した。業界の景況感は前年同期と比べて「悪化」(34・6%)が「好転」(14・5%)を上回る結果となった。「運賃・料金の水準」については4分の1以上が「上昇」したと回答し、「低下」はゼロだった。また、ドライバーが「不足」しているとの回答は6割にのぼった。
実働率は「上昇」が25・4%、「低下」が21・8%で、「横ばい」(52・7%)との回答が半数を占めた。実車率は「上昇」が23・6%、「低下」が18・2%で、こちらも「横ばい」(58・2%)が6割弱だった。輸送数量全体は「増加」が20%、「減少」が34・5%で、「減少」が上回った。
売上高は「増加」が36・3%、「減少」が27・3%と増加基調。営業利益については「増加」が38・2%と4割近いが、「減少」も32・7%と3割にのぼった。ただ、いずれも「増加」の回答が増えており、回復傾向がうかがえる。経常損益は「悪化」(34・6%)が「好転」(14・5%)を上回り、「変化なし」という回答も5割を占めていた。
「運賃・料金の水準」は、「上昇」が25・5%、「低下」は0%だった。前期まで「上昇」の回答は3期連続減少しており、「低下」の回答は2期連続で増加していたが、今期は「上昇」の回答が大きく増え、「減少」の回答も減ったことから、適正な運賃・料金の転嫁に対応している荷主が増えていることが考えられる。しかし、「物価高や賃金の急激な上昇等により経費は上がる一方であり、荷主側も経費増に苦しんでいる中、希望通りの運賃上昇の交渉はできかねるという声もあり、経済状況の改善が一刻も早く必要」と分析している。
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