カーゴニュース 2026年3月31日 第5423号
2026春闘では、運輸労連(成田幸隆中央執行委員長)系の全国単組10組合のうち、25日までに8組合が賃上げで解決、7組合が夏季一時金で解決した。賃上げでは、8組合中4組合が前年実績を上回り、1組合が前年と同水準、4組合が下回った。
賃上げ解決額の単純平均は9859円、加重平均は8474円となった。前年実績と比べると、単純平均では1万2411円に対し2552円、加重平均では1万3926円に対し5452円とそれぞれ下回り、平均が1万2000円以上だった前回の水準には届いていない。
夏季一時金では、7組合中5組合で支給額が前年実績を上回り、2組合が前年と同水準となった。夏季一時金解決額の単純平均は40万3400円、加重平均は49万9972円となった。前年実績と比べると、単純平均では49万9833円に対し9万6433円低く、加重平均では49万2373円に対し7599円のプラスとなった。
昨年の運輸労連の春闘では、賃上げ解決額は単純平均6965円、加重平均1万3237円となり、単純平均では1994年の5254円以降、最高の水準となった。一方、全産業平均も上昇したことから、他産業との格差是正が大きな課題として残った。そこで、26春闘では格差是正を目指し、賃上げ要求額1万7300円中心で取り組んでいる。ただ、交渉時期に米国のイラン攻撃により中東情勢の緊迫化が発生。その影響で燃油価格が大幅に高騰し、企業業績の不透明感が増していることもあり、前年を超える水準の達成はかなり厳しいことが予想される。
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