カーゴニュース 2026年4月16日 第5428号
自動運転システムの開発を手がけるロボトラック(本社・東京都中央区、羽賀雄介代表取締役CEO)は、豊田通商(本社・名古屋市中村区、今井斗志光社長)、大塚倉庫(本社・東京都中央区、濵長一彦社長)、西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)、福山通運(本社・広島県福山市、熊野弘幸社長)の4社と連携し、2月に自動運転セミトレーラの公道での走行実証を実施した。
実証は静岡市の物流拠点から愛知県日進市の物流拠点までのルートで行い、車両性能や運行設計の観点から課題を検証した。今回の実証では安定的な自動運転走行を実現したことから、ロボトラックは今後も、豊田通商、大塚倉庫、西濃運輸、福山通運らと連携して実証走行を重ねて行い、自動運転トラックを利用した物流拠点間の幹線輸送サービスの提供を目指す。
実証走行は2月に数回に分けて行われ、総走行距離は約4400㎞だった。「静岡市の物流拠点~新静岡IC~東名三好IC~愛知県日進市の物流拠点」のルートのうち「新静岡IC~東名三好IC」を自動運転セミトレーラで走行した。自動運転の難易度の高いトンネル内走行をはじめ、センサーの視認性が低下する逆光シナリオでの走行、周辺車両に対する高度な認識・判断が要求される高速道路本線への合流などの状況でも安定的な走行を実現した。
セミトレーラの自動運転は、操舵の複雑性、車線変更時における安定制御など、技術的なハードルが高いとされているが、今回の実証走行で各種の課題を検証し、制御誤差を基準値内に抑えられていることを確認した。
なお、今回の実証走行はロボトラックなど5社が参画するコンソーシアムとして、国土交通省による「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」に採択され、経費の一部について補助を受けた。
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