カーゴニュース 2025年10月23日 第5381号

全ト協
11月をCO2排出量把握促進月間に

荷主からの報告要請を想定

2025/10/23 06:00
全文公開記事 トラック輸送 環境・CSR 団体

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)は、2025年度から新たに11月を「トラック運送業界のCO2排出量把握促進月間」(写真)とし、「エコドライブ推進月間」と連携した事業者におけるCO2排出量の把握、削減促進キャンペーンを実施する2050年カーボンニュートラルに向け、26年度から排出量取引制度やサプライチェーン排出量の開示制度が開始される。これらの制度は一部の大手企業が対象となるが、中小トラック運送事業者に対しても、荷主企業から自社製品等の輸送に係るCO2排出量の把握、報告を求められることが想定される。

 

 このため、「トラック運送業界の環境ビジョン2030」の「サブ目標3」において、全ト協と各都道府県トラック協会が共通で取り組む「行動月間」の一環として、トラック運送業界のCO2排出量把握促進月間」を設定。

 

 全ト協では、全ト協が作成した「CO2排出量簡易算定ツール」を活用し、自社車両のCO2排出量の把握およびエコドライブの推進によるCO2排出量の削減に積極的に取り組むよう求めている。

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