カーゴニュース 2026年1月15日 第5402号
「協創」でより大きな価値を生み出す
西濃運輸社長 髙橋 智
昨年は異常気象や稀にみる猛暑の中でも、「物流を止めない」ために多大な努力をいただき、深く感謝する。当社は主力である特積み輸送に加え、ロジスティクス事業や貸切事業の拡大に力を注いできた。また、他社との連携や協業を深める「Team Green Logistics」の推進にも取り組んでいる。今後は、この「共創」の取り組みをさらに発展させ、より大きな価値を生み出していきたい。その想いを込めて、本年のスローガンを「協創」とした。今年は午年。エネルギーが高まり、行動が成功を呼ぶ年とされる。この一年を行動の年とし、お客様の繁栄に貢献し、社会の血流である物流を止めることのないよう邁進していこう。
グループ連携高め、新たな価値創出を
センコーグループホールディングス社長 福田泰久
今年は中期経営計画の最終年度であり、売上高1兆円、営業利益450億円の達成は、グループの持続的成長を示す節目となる。同時に次期中計の策定に着手し、次なる成長の土台を築く年でもある。物流・商流を核に、シナジー創出や収益性・投資効率を高め、必要に応じ事業ポートフォリオも見直し、グループ間の連携も強化していく。今年は大阪本社ビルが完成し、在阪グループ会社が入居する。それを機にお互いの知見や経験を共有し、1+1を2ではなく3にも4にもする新たな価値創出に挑戦しよう。創業110年、設立80年の節目を迎える今年を新たなスタートと捉え、次の時代に向けた一歩を踏み出そう。
厳しい状況を打破する「覚悟」が必要
JR貨物社長 犬飼 新
昨年はJR貨物ロジ・ソリューションズが発足し、総合物流企業グループに向けスタートした。自然災害による輸送障害にも見舞われたが、コンテナ輸送量は前年を上回っている。ただ、安全ではまだまだ頑張らないといけない。基本が大切で、業務に責任感を持ち、プロとして判断してほしい。今、当社が置かれている状況は厳しい。これを打破するには「覚悟」が必要。逃げずに正面から、相手に理解してもらうまで説明することで、当社グループは社会から必要だと思ってもらえるようにしたい。世界一安全な貨物鉄道会社として、鉄道を基軸とした唯一の総合物流企業グループへの成長を目指し力を結集しよう。
物流営業利益率向上に取り組む
SBSホールディングス社長 鎌田正彦
ここ2年ほど業績的に厳しい状況が続いていたが、昨年度は新規顧客の獲得や料金適正化の取り組みが実を結び、3期ぶりに増収増益を見込んでいる。2030年度に物流部門の営業利益率を4・5%以上に引き上げることを目標に、採算度外視の見積もりを出さないことやコスト上昇による赤字を想定して見直し可能な契約を徹底する。この2年の間にグループに加わったSBS NSKロジスティクス、ブリヂストン物流の競争力強化に向け、両社の倉庫投資を加速し、グループ全体でより大きな利益を生み出す構造をつくりあげるプロジェクトも開始する。利益率向上への挑戦で、トップティアの物流会社へ成長していく。
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