国際物流のラストワンマイル ドレージ問題の解決に迫る!

国際物流のラストワンマイル
ドレージ問題の解決に迫る!

2025/09/01 10:00
全文公開記事 海運

 海上貨物の国際物流の“ラストワンマイル”を担う海上コンテナドレージ。“港”を起点とするその業態は一般のトラック輸送と異なり、荷待ちや付帯作業に関しても特有の問題を抱えています。

 

 海コンドレージは、メーカーや商社などの真荷主、海貨業者(フォワーダー)、元請事業者と受注が多層構造になっており、ドレージ会社が真荷主と直接運賃交渉を行えないため、値上げが進んでいません。また、コンテナターミナルで発生している長時間待機に関しても、ドレージ会社とコンテナターミナルの間に契約関係がないことから、「待機料金」の請求には依然として高い壁が存在してます。

 

 受注の多層構造、長時間待機で生じる経済的不利益のしわ寄せを受けてきたドレージ業界。その現状と輻輳する課題、改正物流法を踏まえた行政のスタンスを読み解きながら、荷主、フォワーダー、コンテナターミナルなど関係者が注意すべき点を探ってみましょう。

 

FOCUS 海コン車両の待機料、「発注者」に支払い義務|(2024年5月16日号)

 

FOCUS 海コン輸送、ターミナル待機は「荷待ち時間」に該当|(2024年10月1日号)

 

国交省 海コン車両のCTゲート前待機は放置せず|(2024年12月26日号)

 

FOCUS 東京港のドレージ、需給ひっ迫が表面化|(2025年6月17日号)

 

FOCUS 海コンドレージ、「適正原価」に高まる期待|(2025年7月15日号)

 

FOCUS 名古屋港コンテナ洗浄問題、根本解決へ前進か|(2025年8月7日号)

 

 

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